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 カビ・ダニについて

@ カビってどんな影響があるのですか?

A 人に害をもたらすものとして、@真菌感染症 Aアレルギー症 B真菌中毒症
  C食中毒 D工業生産物の劣化などです。真菌感染症は体の表面で繁殖する水虫やカンジダ症など、
  また、体内に入り込んだカビは脳や肺など体中のどこでも繁殖してしまいます。
  アレルギー症(過敏症)は、色々な物質によって気管支などで、過剰な抗体反応が起こってしまい、
  アレルギーの諸症状になってしまうことです。その原因物質(アレルゲン)として
  カビ、ハウスダスト、ダニの糞や死骸などがあります。

A カビの多い季節はいつ?

A カビの種類は6〜10万種類といわれています。それぞれの性質が異なり、水分が少なくても、
  また、温度が低くても繁殖するカビがあります。多くのカビは春になると生長のスピードが早くなり、
  空気中にも増えてきます。梅雨の季節になると水分が満たされすべての条件が整います。
  梅雨時から夏にかけては、カビの季節といえます。秋はカビの活動が低下していく季節なのですが、
  その年により秋の長雨が続くと注意が必要です。冬は本来、活動が鈍くなる季節なのですが、
  家の中は快適な温度を保ったままの部屋が多く、カビにとっても繁殖できる環境なのです。
  湿度が不足するように思われがちですが、実は建物に発生する結露が原因で、
  建材に水分が吸収されカビの発生につながるのです。
  カビが生長をはじめる5月は、カビ退治に適した時期なのです。
  5月の晴れた日は湿度も低く梅雨に備えての「大掃除」をお勧めします。
  4月29日と9月24日は「たたみの日」です。

B 留守がちで家を閉め切っています。カビ対策は何かありますか?

A 人が生活する上で、炊事、洗濯、入浴などで水を使用します。人間からも水蒸気は出ていて、
  1時間に100gくらい、四人いれば400gの水蒸気を出しています。
  カビ対策には水分をコントロールすることが1番なのです。湿度を60%前後にすれば人は快適ですし、
  カビは繁殖しづらくなります。湿気が内部に入ったまま閉め切ってしまうとなかなか抜けないので、
  留守がちの方は、出かける前に換気をしてください。
  また、住居内部の扉は開け放して少しでも通気性を良くすること。
  就寝前も扉を開けることで家全体が一つの空間になるようにすると、冬場の結露対策にもなります。
  家を留守にするときは、除湿機をかけて出ると良いでしょう。

C カビが付かないようにする住まい方を教えて

A

実践事項 禁止事項 注意事項
1.晴天日の窓開放の通風 1.ストーブ上のやかん沸騰 1.洗濯物の室内乾燥は原則禁止
2.除湿・扇風機の稼動 2.降雨時の窓開放 2.入浴、炊事、洗濯時は換気
3.日干し(虫干し) 3.換気口ふさぎ 3.在宅時に換気・清掃
4.家具裏は10センチ開ける 4.加湿器の乱用 4.観葉植物の潅水は控えめに
5.窓ガラス結露水の拭き取り 5.カビ発生箇所の一般塗装 5.水槽、浴槽などのフタ使用
6.不要物整理と清掃 6.塩素系カビ取材と酸性洗剤の同時使用 6.発生カビは早期にカビ取剤で除去

D 畳、押入れのカビ対策を教えて下さい。(水が使えないところ)

A 天井や畳、押入れなどにカビが生えた時は、先に乾いた布で拭き取ったり、掃除機を掛ないで下さい。
  @中性洗剤を薄めた液でぞうきんを湿らせて拭く。(消毒用アルコールをスプレーしても良い)
  A布に消毒用アルコールを染み込ませて、殺菌しながら拭き取る。
  Bよく乾かしてから掃除機をかけ、再度消毒用アルコールを塗布する。
    (消毒用アルコールをスプレーしても良い)
  畳のカビ予防として、1年に2度くらい屋外に出して乾燥させたり、殺菌乾燥によって熱処理、乾燥する。
  押入れのカビ予防として、床にはスノコを入れ、壁や天井から5〜10センチ離して物を入れる。
  戸は少し開け空気の滞留を防ぎ、温度差もなくす。湿っぽいものがあれば、こまめに天日干しをする。

E ダニは何を食べていますか?

A ダニの餌は、カビ類、昆虫の死骸、人体の体毛、フケ、食品の微細片などで、人が生活している
  室内では餌に困る事は考えられません。カビの繁殖できる環境はダニも大好きです。
  カビの生えない環境作りがダニを押さえる事になるのです。コナヒョウヒダニ、
  ヤケヒョウヒダニは人のフケ、アカなどを好み布団、枕、毛布、カーペットなどに発生します。
  ケナガコナダニは食品クズ、特に乳製品を好むので、乳幼児がいると爆発的に増えることがあります。
  また、畳のカビを餌にして、大量発生し、へりが白くなるほど大量発生することもあります。
  ケナガコナダニやチリダニ類が増えると、これを捕食するツメダニが増え人に害を与えます。
  イエダニはネズミや野鳥の巣に生息し、吸血しますが、二次的に人にも刺しますので、
  まず、ネズミ駆除から始めなければなりません。

F ペットを飼うことでダニは増えますか?

A ペット(犬、猫)を家の中で飼うとダニが増えるとか、アレルギー疾患になるという事を聞きます。
  単数飼育、複数飼育、無飼育の家庭でダニ数、糞に起因するアレルゲン量を夏と冬の二回、
  実際に調べてみると、
  冬・・・・チリダニ数は複数飼育の家が一番少なく、単数飼育と無飼育では似た数値。
       糞アレルゲン量も同傾向。
  夏・・・・チリダニ数は冬と同じ傾向。糞アレルゲン量は無飼育の家が、単数飼育、複数飼育より
       やや多い数値。
  となっています。
  複数のペットがいると、抜け毛も多く、毛の付きやすいジュウタンをさけてフローリングにしている
  ところも多く、掃除も頻繁にされていますので、ダニが増えるとか、アレルギー疾患になるという事は
  特に無い様に思われます。単数飼育の家では無飼育とそれほど変わらない生活
  (長期旅行や毎日の掃除など)をしているのかも知れません。

G 畳・寝具のダニを増やさない為にはどうすればいいの?

A 畳は毎日掃除機をかければいいのですが、少なくとも一週間に二回以上、出来るだけ
  1畳あたり1分くらい時間をかけて丁寧に掃除機をかける。天気の良い日は、窓を開けて換気する。
  ジュータンや上敷きは敷かない。年に二回畳干しをして乾燥させる。出来ない場合は空き缶などを
  利用して畳を浮かせて、畳裏と床板に風を送り乾燥に勤める。畳殺菌乾燥が最も有効です。
  人は一晩にコップ一杯程度の汗をかきますので、万年床にするとふとんの下にカビが生え
  ダニの数は2倍になります。
  布団等の厚手の寝具を日に干した時に叩くと、布団表面に内部から虫もアレルゲンも浮き出てきます。
  たたく前よりも後の方が2〜3割増加しますので、掃除機で吸引除去しないと逆効果になります。
  布団の丸洗いの場合は糞などのアレルゲンは9割近く落ちますが、ダニ数の減少率は4割程度です。
  シーツなど薄手のものは洗濯で、虫体、アレルゲンともほぼ取り除けますが、
  毛布やタオルケットなどは布団と同じくダニ数の減少率は4〜5割程度です。
  家庭での洗濯の場合は、すすぎを大量の水で念入りに行なって下さい。
  アレルゲンは水に溶け出ますので少量の水だと、取り除く事は出来ません。





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